簡潔に言って、ストーリーがお粗末な中途半端アクションバカ映画、といったところか。
確か随分昔にCMかなにかで宣伝を見て面白そうだな、と思って、あり得ないバトルシーンを見て笑いたいな~と思って借りたビデオだったのだが、笑いどころがいまいち足りなかったような気がする。 序盤はなかなかドラゴンボール風アクションが続いて笑えたのだが、中盤はアクションに徹するのでもない、ストーリーが練られているのでもない、なんとも退屈な展開になってしまっていた。 アクションならアクションに徹して、エネルギー波打ちまくるとかあり得ないバカなバトルを繰り広げまくって欲しかったのだが、その期待に反して主人公はバトルに乗り気でないなどと、何とも半端な印象が残ったのだった。 その点で、例を出すには少し唐突だが、少林サッカーは違う。あの映画はストーリーはわかりやすくシンプルで、何より笑いどころを心得ていた。火山高も、登場人物のキャラの設定は面白かったし、それをもっとたてて笑いをアクションなどで追求していけばもっといい映画になったのでないかな、と思った。 とまあ言ってみたけど、日本の映画と比べて韓国のもののほうがクオリティが上回っていることは明らかだな、ともやっぱり感じた。何かと文句はつけたものの日本じゃまず作れなかった映画であることは確かだと思うし(アホさ加減、ワイヤーアクション、などいろんな点で)、もっと日本でもあっと驚くような映画がバンバン出てくるようになって欲しいな、と自分の国の映画文化を少し憂うのであった。だって俺、日本映画ってだけでなめてかかるからね。映像、ストーリー性問わず。 宮寺
by chuoeiken
| 2004-12-29 20:05
| バカ映画
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