ブレインデッド
b0040244_028925.jpg 「この先この映画を誰も超えられない、スプラッター映画の最終形態」とよく称されるこの映画がスプラッターもの初体験の僕は、早くもこの先スプラッターものを観る楽しみを失ってしまいました。
 で、僕がこの映画を観てすごく感じたのは、監督の異常なまでのゾンビに対する愛です。どんな人間もゾンビになってしまえば平等です。彼らを隔てる壁は存在しないから、初対面でセックスするなんて当たり前。僕はこのセックスシーンに、とても純粋な愛に対する美学を見ました。ゾンビたちが芝刈り機と戯れるさまも実に美しいです。彼らは相手が機械であっても果敢に自分たちの仲間にしようと触れ合いますが、芝刈り機はにべもなく彼らを肉片にしてしまう。それがとても悲しい。僕らは、ゾンビたちの純粋な仲間意識から学ぶものがあるのではないでしょうか。僕もゾンビになりたい。ゲゲゲのゲ、ゾンビは死なない、差別も何にもない。
 監督は、それらの美学を表現せんがために、この映画で血のりを25mプール一杯分使ったと言います。ゾンビに対する監督の愛は、こうした数字にもことに表れています。究極のゾンビ映画を作ってしまったピーター・ジャクソン監督が、のちにあの「指輪物語」を完成させてしまった事実は誰が見ても驚くでしょう。しかし、「指輪物語」は種族の違いを超えた仲間たちの結束を描いた物語。そして「ブレインデッド」はゾンビたちの分け隔てない愛情を描いた物語。その精神は「指輪物語」にも脈々と受け継がれ、かくしてピーター・ジャクソンは、なるべくして「ロード・オブ・ザ・リング」の大監督となったのです。

 とか何とか色々書きましたが、いつもながら激しくデタラメですごめんなさい。どうやら僕の脳ミソがゾンビ化してしまったようです。どんな考えが当たっているにせよ、ゴタク抜きに観るのが一番。とりあえず、神父様と芝刈り機だけでもこの映画を観る価値はあります。まさにブレインも吹っ飛ぶ面白さ。ぜひ!
                            鈴木
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by chuoeiken | 2005-09-19 01:21 | ホラー
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