これは、すごい。観たら驚きます。観たほうがいいです。
今まで僕が観た中での鈴木清順映画ナンバーワンであり、おそらくランクは変わらないだろうこの映画。邦画が苦手だと思っている人でも観られるはずです。全然邦画っぽくないから。むしろ、邦画が苦手だと思っている人にこそウケるかな。 全然根拠はないけど、ゴダールの「気狂いピエロ」という映画を思い出しました。構成的にも、雰囲気的にも。フランス映画と邦画って、根底にある美学はすごく似ていると思うけど、その違いは、それを自由に表現出来るか出来ないかだけなんだと思います。その意味で、この映画はものすごく自由。邦画の域をとっくに超えてます。そのおかげで清順翁は映画会社をクビになったそうですが。お国柄ですな。 あまりこの映画について語りたくありません。しゃべるたびに減ってしまいそうで。あまりにこの映画が広すぎて、とてもしゃべりきれないというのが本当のところですが。 これはぜひ、皆さんの感じるままに観てください。監督にだって理解できないんだろうから。昔の人が言っていたように、「飯の炊けるにおいにウットリする宍戸錠を理解するために、清順である必要はない」のです。 鈴木
by chuoeiken
| 2005-11-27 15:10
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