カテゴリ:ヒューマンドラマ( 16 )
ダンサー・イン・ザ・ダーク
b0040244_18125456.jpg ビデオ屋で観たいものが決まらないときほど苦しいことはありません。特に今の自分の心境がわからないときなど、今自分はどういう映画を求めているのかわからなくなります。今俺は一体どういう気分なのだろう、そもそも俺は一体誰なんだろう、いやそもそも人間とはとか悩みだし、もはやビデオどころじゃなくなり、800度の高熱を出し寝込んでしまい、一週間に一度の半額デーを逃して一週間を棒に振ることが往々にしてあります。でも、僕の経験では、曖昧な気分のときは観ないほうがまだマシということが多かった気がします。無理に選ぶより、直感に任せたほうが結果的によかったりするのです。
 それはさておいて、僕は、この映画に対する評価をかなり多く聞いてきました。たとえば、「気持ち悪くなった」「変な涙が出た」「正月早々観るもんじゃない」「液漏れした電池のよう」等々の聞くだにすばらしい皆さんの声を耳にし、僕は、この映画についてはとっておきの時に観ようと決めていました。絶対、曖昧な気分の時には観ないようにしようと。精神的にちょっとヤバくなってた時だったんでしょう、考えるより前に手がこの映画に伸びていました。人間は心理的に同じ境遇にあるものを求めてしまうのだな、としみじみ思いました。このとき僕は、完全に直感任せでした。とにかく僕は、この映画にドン底まで叩き落されるのを望んでいたのです。

ネタバレあります
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by chuoeiken | 2005-09-15 18:23 | ヒューマンドラマ
にんじん
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監督・脚本 ジュリアン・デュヴィヴィエ
出演:カトリーヌ・フォントネー、アリー・ポール、ロベール・リナン
1932年 フランス

原作はルナールの小説「にんじん」。僕が持っている本の表紙にはウサギ小屋のような所で少年がメロン(?)を一人で隠れるように食べている絵が載っています。
ジュリアン・デュヴィヴィエの作品には「舞踏会の手帖」(シネマの手帖にはだいぶ前に書きました)以来ずっと憧れをもっています。まだ四作しか観ていないんですが(古すぎてどこにも置いてないという…)、一貫して感じるのは人間に対するデュヴィヴィエの「やさしさ」です。それが映画(まさしく映画!)に宝石のような輝きを与えているように思えます。
                 小笠原

話は「にんじん」に…
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by chuoeiken | 2005-05-10 03:33 | ヒューマンドラマ
エレファント
b0040244_19284117.jpg 僕が真っ先に感じたのは、人がひとりで歩く姿は、なんと絵になるんだろうということだった。
                          鈴木

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by chuoeiken | 2005-03-22 21:18 | ヒューマンドラマ
アメリカン・ヒストリーX
b0040244_22592228.jpg 「時計じかけのオレンジ」を思い起こさせました(実際ほとんど似てませんが)。こちらの作品のほうがずっと正統派な作りですが。とはいえ、意外と受け入れがたい部分のある映画です。一見の価値あり。
                           鈴木

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by chuoeiken | 2005-03-20 00:11 | ヒューマンドラマ
グッバイ、レーニン!
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 ドイツという国が東西に分断されていた当時、ある青年アレックスの母は熱心な社会主義支持者だった。ある日母親は心臓発作を起こし、昏睡状態に。やがて意識を取り戻したが、その間に社会主義が敗れ、ドイツが統一したということを母は知らない。アレックスは母にショックを与えまいと、ドイツは今も社会主義国であると信じ込ませ続ける・・・。
 という話ですが、それほど家族愛に焦点を合わせすぎず、あくまでこういう家族もいたかもね、と一歩距離を置き、教科書には載っていないアプローチで歴史を見つめる話です。
 この映画で東西統一という事件は、少なくとも最初はおおむね悪者として描かれます。世間の流れに逆らって昔のドイツの品々を集めるアレックスの姿は、統一後自らのアイデンティティの所在に悩むドイツという国そのもののようであります。突然東と西が仲良くやっていくことになり、それに抵抗を覚えた人たちもいたことでしょう。
 東西統一そのものが悲劇ではなく、それによって自分の信念が失われてしまった人がいるというのが悲劇なのです。しかし、社会主義は敗れはしたけど、消滅したとは思えません。完全に資本主義に屈服することを嫌い、お互いに助け合うことを基調とした社会主義の意志は、脈々と国民の意識下に流れているのだろうと思いました。病床にいながらも国のことを思い続ける母親の姿を見て、信念を持ち続けることはすばらしいことである、と感じました。社会主義先導の象徴であるレーニン像が、母親に向かって手をかざした(ように見えた)シーンには、何か深い含蓄を覚えます。
 最終的に、この映画は東西統一に反対する話ではないことがわかります。ただ、昔のドイツがあったことを忘れないでほしいと主張しているのです。「グッバイ・レーニン!」と叫び、ドイツは「壁」をつき壊して独立して歩むことを決意しました。それは、かつてのドイツが信念を持ち続け、希望を捨てなかったからこそ成し得たのだと思いました。
 話はそれますが、ドイツ映画には不思議な情熱がある、と常々思っています。子供っぽいというか、純粋な熱意というか、悪く言えば先走ってるというか。ひたすら母のために、母のためにと昔のドイツを部屋中演出するアレックスや、ほかの映画で言うと、「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」で、死期の近い男たちが、人生の目標を達成するためにやりたい放題するとか。どこかおかしくて、どこか哀しげなその姿は、僕たち日本人には理解しにくいところではあります。東西分断、自分の国が引き裂かれてしまうという異例な事態を脱した国でないとわからないことなのかもしれません。しかし、ただひとつの目標のために、全身全霊ささげる姿は、誰でも大いに学ぶところがあるのではないだろうか、と感じました。
                                                  鈴木
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by chuoeiken | 2004-12-12 10:36 | ヒューマンドラマ
サイモン・バーチ
b0040244_316680.jpg<あらすじ>サイモン・バーチは12歳、生まれつき体が小さく、身長わずか96センチ。信仰深く、野球が大好きな男の子だ。彼は「神様は何か理由があって僕を小さくしたに違いない」と考え、自分が神様の何か特別な計画の道具であると信じている。彼には私生児として生まれたジョーという親友がいる。ある日2人はある事件をきっかけに、ジョーは実の父親を、サイモンは自分の使命は何かを探し始める・・・。

サイモンの信仰深さは偽善や嫌味をひねくれ者の私でも感じません。純粋な信仰の深さにとても心を打たれました。”物事には全て意味があり、神様に計画されている”本当、神様の計画を私も感じました。私は信者ではありませんが、カトリックの学校に通って6年宗教を学びましたが、神を信じ信仰するって素敵なことなんだなぁとこの映画に初めて気づかせてもらいました。

オススメのクリスマス映画です☆                                 長嶋
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by chuoeiken | 2004-10-19 22:28 | ヒューマンドラマ



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