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かあちゃん
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市川崑監督作品/岸恵子 主演/原作 山本周五郎/脚本 和田夏十・竹山洋
うーん、久しぶりに泣きました。何って?映画で。涙の量で言ったら小学生のときに観た『火垂るの墓』くらい。ってそりゃもう号泣じゃねえか。いえいえ、違うんです。何が?質が。・・・しつこくてすいません・・・。

日本は天保末期、江戸の庶民たちは飢饉により貧しい生活を送っていた。そんな中、身よりもない、金もない青年・勇吉は長屋のある一家が金を溜め込んでいることを聞いて泥棒に入る。(オガサワラ)

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by chuoeiken | 2006-01-23 01:26 | ヒューマンドラマ
父、帰る/監督アンドレイ・ズビャギンツェフ/ロシア/03年
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 ロシアは数々の優れた映画を生み出してきた。エイゼイシュテイン、タルコフスキーの作品などだ。『父、帰る』からはそれら歴代の名監督の作品と同様の、一瞬の隙もない空気が感じられる。
 漆黒の海の中からこの映画は始まる。それが、映画全てを暗示している。ストーリーは、至ってシンプル。父と子2人のロードムービーである。多くの監督が撮ってきた、いわば「定番」だ。しかしだからこそ、作品に監督の才能がはっきりと表れる。この定番の最高峰は、恐らくヴィム・ヴェンダースの『パリ、テキサス』であろう。1人の男の贖いの物語として、他の追随を許さない雰囲気をもっている。『父、帰る』はその正反対のルートを通り、「定番」の金字塔をうちたてたのである。
 この普遍的作品の完成度は高く、「純文学」の様な味わい深さがある。12年ぶりに帰ってきた父と旅行にでる兄弟。父がそれまで何をしていたか、どうして帰ってきたか、劇中に明かされることはない。この映画を観た人は、その疑問を心のどこかで抱え続けていく事になる。「父親」という誰にでもいる存在を、この作品は特異な視点で訴えかけてくるからだ。「父」は最初から父ではないのだという事が、感覚として伝わってくるのである。
 『パリ、テキサス』的な感動はこの作品にはない。この監督は一歩引いた一種、冷徹な目線で父と子を描いたからである。しかしラストシーン、息子達が父を見つめていたことだけは確かだ。

                    三橋 慶太
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by chuoeiken | 2006-01-07 15:48



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